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アルネ・ヤコブセン セブンチェアの脚取付け

セブンチェアのシェルと脚が外れたとご連絡をいただきました。

画像を確認すると、ショックマウントに大きな損傷はなく、このまま使用できそうです。
早速、現物をお持ちいただき、お修理することになりました。

完成したのがこちら。

お修理が完了した旨、ご連絡差し上げると、実はもう1脚も修理をしてほしいとのこと。
お客様ご自身が修理された跡があり、元通りにするのは難しく、できる範囲でのリカバリーとなりました。

修理する前の画像がこちら。
ショックマウントの代わりに杉板をシェルに貼り付け、脚をボルトで固定されていました。
ボルトの太さに耐え切れず、杉板は割れています。

ボルトを外し、杉板をシェルから剥がし、接着剤をきれいに除去しました。
そして、新たに広葉樹でショックマウントの代用を製作して、ビス留めしたのがこちら。

これで安心安全にご使用いただけると思います。

不思議なことに季節の変わり目になると、セブンチェアやアントチェア、さらにはイームズのチェルチェアのお修理のご依頼が多くなります。
気温や湿度の変化でショックマウントや接着剤が収縮し、外れやすくなるのかもしれません。
セブンチェアやアントチェアのお修理もenstolにお任せくださいませ。

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