蔵で保管されていた収納家具のお修理をご依頼いただきました。
長年ご実家の蔵で保管されていた春慶塗りの片開き箪笥、使おうと思ったら、扉が閉まらないとご相談をいただきました。
現物を確認すると、確かに閉まりません。
扉の木部が湿気や気温で収縮し、金物の劣化も見受けられました。
扉を箪笥の側板に合わせて調整し、表から見えないようにマグネットキャッチを取付け、問題なくお使いいただけるようにしました。
完成したのがこちら。
きちんと扉が閉まりました。
思い入れのある家具、ご先祖様が大切に残されてきた家具、子供や孫たちに受け継ぎたい家具、
そんな家具たちをたくさんお修理させていただきました。
そのすべてに素敵な物語があります。
- 家具は直しながら使い続けられるもの -
enstolの職人たちにお任せくださいませ。