× Danish fabric
enstolの家具で選べるデンマーク製ファブリックは、
ケアロップヴァヴェリエ社(Kjellerup Vaveri)と、デニッシュアートウィーヴィング社(Danish Art Weaving)。
どちらの生地製造メーカーも、第二次世界大戦後、材料の織糸の入手が困難を極めた時代に、
ほうぼうを駆けずりまわり、家の片隅で織物を作り出したところからはじまった歴史があるそう。
それから約半世紀、手織りから機械化へと変遷を遂げながらも、
なお伝統と品質とデザインを守り続ける作り手の想いは、美しい織りの表情にあらわれているように思います。
enstolでは、それぞれの家具でお好みの張地とフレームを自由にお選びいただけます。
Kjellerup Vaveri - Zivago
Danish Art Weaving - Urd stripe
Kjellerup Vaveri
こちらはデンマーク・ケアロップヴァヴェリエ社(Kjellerup Vaveri)製のストライプ柄の生地。
デンマークの小さな街で1950年から生地を作り続けているケアロップヴァヴェリエ社の椅子生地は、
カール・ハンセンやPPモブラー、フリッツ・ハンセンなどの名だたる家具メーカーの椅子の張地としても選ばれているもの。
こちらの「Zivago」は、ブラウンとグレーの中間のようなベースカラーと、太めのストライブ柄とのコントラストが美しい生地です。
こちらの「Sara」は、北欧らしいやわらかなグレー地に、少しかすれたようなチョークストライプ柄の生地。
どちらも寒いデンマークらしく、ウール85%・コットン15%ですが、
ウールは吸湿能力が大きいため、夏場は汗をかいた時のべたつき感が少なく、
冬場は冷たさを感じさせない優れものです。
Danish Art Weaving
高級家具用生地を製作し続け50年以上の歴史を誇るデニッシュアートウィーヴィング社の椅子生地は、
デンマーク伝統の織物「olmerdug」(オルマドゥーグ)をベースにしたもの。
以下の「Urd stripe」は、ネイビー(左)とライトブルー(右)地に、太さの異なるストライプのラインが楽しい生地。
少しくすんだデニムのような色あいは、どの樹種とも相性がばっちりです。
以下の「Urd stripe」は、無地バージョン。
いずれもウール74%・ポリエステル17%・コットン9%で、
ポリエステルが少し入っている分、さらりとした手ざわりです。
以下の生地はウール100%の「Highland」。
絶妙なミックスカラーの、立体感のある生地です。