ライティングデスクのお修理をご依頼いただきました。
ライティングデスクとはキャビネットの扉を開けると、その扉の背面がデスクの天板になる家具で、
本棚とデスクが一体化された優れモノです。
ご実家にあったものを譲り受けられたそうで、きれいにして自宅で使いたいとお修理のご相談をいただきました。
実物を確認すると、経年によるキズや汚れ、金物の不具合、さらには木部の破損等々、問題なくお使いになるためには相当の修理内容になりました。
作業内容と見積をご了承いただき、作業スタートです。
まずは、解体から。
デスク天板となるビューローの扉をきれいにするため金物を外すと、金物はほぼすべて錆びていたので、新しいものに交換します。
そして、ビューローの内部も劣化や損傷があったので、強度的に問題があるパーツは新たに製作、天板を支えるための支柱は片方が動かなくなっていたので、新たに製作し色合わせをして取り付けました。
すべての作業が完了したのがこちら。
それぞれ修理前と後をくらべてみましょう
いかがでしょう。
違いは一目瞭然ですが、一見するだけではわからない強度的な部分も修理して、この先も安心してお使いいただけるように修理しました。
お引渡しの際、お客様はあまりの変わりように驚かれ、その様子を見ていた職人たちは充実感に満たされていました。ご依頼いただきありがとうございました。
どの程度修理するかはお客様により千差万別。
お客様のご要望を叶えるため、enstolの職人はあの手この手で家具を蘇らせます。
そういえば、我が家にもあったな…と思われた方!
ぜひenstolに一度ご相談ください。