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works - 家具の製作/修理・リメイク事例

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飛騨産業製キツツキウィンザーチェアのスポーク製作、組み直し、仕上げ直し

キツツキウィンザーチェアのリペアをご依頼いただきました。

ご使用の方も多いキツツキのウィンザーチェア、長年ご使用になっていると脚や背もたれ部分に緩みが生じます。これは経年による振動や接着剤の接着の低下、また木の収縮によるものです。緩みやグラつきに気づかず、そのままご使用になると部材が破損してしまいます。
enstolではウィンザーチェアの部材が破損した場合、接ぎ木はせず、部材を新たに製作します。

今回のご依頼者様も長年ご使用になり、知らず知らずのうちに様々な部材に不具合や破損が見受けられました。

画像ではわかりにくいかもしれませんが、背もたれの部材(スポーク)が根元から折れていたり、座面が割れていたり…

全部で7脚お持ちですが、すべてを使うことはないからと1脚を部材取り用に、修理後は6脚お渡しすることになりました。
まずは、解体から作業スタート、破損した部材を製作、色合わせの着色、組み直し、ほかの色剥げ部分にも着色をして完成です。

文字にすると簡単ですが、一連の作業は丸2日間かけて行います。

そして、完成したのがこちら

「家具は直しながら使い続けられるもの」

たくさんの家具と真摯に向き合ってきたからこその知恵と工夫で、enstolの職人たちは自分たちよりも年寄りの家具をまるで手品のように蘇らせます。
ご使用になる方はもちろんのこと、家具にも喜んでもらえるよう心を込めて…

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