酒樽の蓋をダイニングテーブルにリメイク

かつて使用されていた酒樽の蓋
存在自体が忘れ去られていたかのように今では使われなくなった酒蔵の隅っこに追いやられていました

使用していない酒蔵を素敵な空間にリノベーションして建物を蘇らせ、大切なゲストをおもてなしできる空間にされるそうです
そこでご使用になるテーブルにしたいとお考えでした

まずは、酒樽の蓋をenstol工場に持ち帰り、現物確認をしました
想像していたよりも大きく直径２メートル以上、半円状態のものを２枚合わせて円形のテーブルを製作します

テーブルのデザイン候補の中から最終的に確定したのが、こちらのデザイン

デザインが決まったら細かな仕様を確認し、ようやく製作スタートです。

まずは、劣化が激しい蓋の木部を補強し、半円の天板がきちんとジョイントできるように加工していきます。

そして、脚を製作。
土台となる骨組みは重たい天板をしっかり支えるよう頑丈に、見た目は天板の樹種に合わせて針葉樹の板を貼り合わせました。

天板と脚を仮置きしたのがこちら。

塗装する前の状態ですが、しっかりテーブルになりました。
ここから微調整をして、最終仕上げの塗装をしていきます。

完成したのがこちら。

お届けの際、撮影させていただきました。

これからこの空間がどんな風に変わっていくのか、楽しみです。
ご依頼いただき、ありがとうございました。