出産祝いにいただいた大切な木馬を二人目のお子さんも使えるようにしたいとご相談いただきました。
段ボール製の木馬のそりの部分にペットがおしっこをしてしまい、ふにゃふにゃになったので、
そりの部分を段ボールではない素材に変えて、また使いたいとお考えでした。
お一人目のお子様の出産祝いとしていただかれた大切なお品だそうで、しかもお二人目のお子様が誕生されたと伺い、これは何としてでも復旧せねばと、ご相談いただいた次の日、画像を確認しながらenstolの職人たちが作戦会議を開きました。
自分たちでつくり替えられるのは、木製、だけど今よりも重くなる、コストもかかる…
お客様にお見積もりをご提示したところ、お願いしたいと即答いただき、後日、実際の木馬がenstolに届きました。
まずは、そりとそれ以外とを解体するところから作業スタートです。
新たに製作するそりをどう接続するかを考えながら、慎重に慎重に解体していきます。
取り外したそりがこちら。
解体したそりから型をとり、木取りをして新たなそりを製作していきます。
カタチが整ったら、小さなお子様のやわらかい足に負担がないよう手で何度も確認しながら、仕上げていきます。
ペットが粗相をしても問題ないようにウレタン材の塗膜でしっかり覆いました。
製作した木製の脚と段ボール製の馬を固定して、完成したのがこちら。
お受取りになったお客様からうれしいメールをいただきました。
これでいぬのおしっこの心配もない!と安堵したと同時に、木馬の可愛らしいテイストを出していただいて、ますます可愛いものになりました。
出産祝いにいただいた大事なものだったので、なおしていただけて本当に良かったです!次男ももう少し大きくなったら乗れると思いますので、兄弟ふたりでたくさん遊んでほしいと思っています。
この度は本当にありがとうございました!
ご兄弟で仲良く遊んでもらえるとうれしいです!!
ご依頼いただきありがとうございました。